使い切れなかった中身あるスプレー缶の捨て方がわからない!
いざスプレー缶を処分しようと思っても、中身あるままだとそのまま捨ててしまっていいのか悩んでしまいますよね。
中身あるスプレー缶の捨て方は、ガスを抜きカラにしてから捨てましょう。
本記事では、あなたができる中身あるスプレー缶のガス抜き方法や3つの注意点などを紹介します。
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カセットコンロ用の大きなものから、ヘアスプレーなど小さなものまでこれ1つで穴をあけられます。
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スプレー缶に中身ある場合の捨て方はカラにすること!
スプレー缶を使い残してしまい中身ある場合は、どうやって捨てればいいでしょうか?
使い切れなかったスプレー缶は、特に捨て方がわからず困ってしまいますよね。
中身あるスプレー缶の捨て方は、カラにしてから捨てましょう。
スプレー缶には、毒性のガスや引火する可能性があるガスなどが含まれています。
スプレー缶を中身あるまま捨ててしまうと、回収された際に車両の中で爆発してしまう事故につながる可能性があり非常に危険なのです。
スプレー缶の中身を確実にカラにしてから捨てるようにしましょう。
危険性のあるガスが入ったスプレー缶をどのようにカラにするのでしょうか?
中身あるスプレー缶の捨て方をお伝えしていきますね。
スプレー缶の中身をすべて空中に放出しガス抜きをする
スプレー缶は危険性があるお伝えしましたが、消臭スプレーや少量の殺虫剤などであれば、空気中にそのまま放出しても問題ありません。
スプレーのノズルを押し続けることで、缶の中のガスを全て放出します。
しかし、危険性がないからと屋内でガス抜きをするのは避けましょう。
換気扇があるキッチンでガス抜きをしようとして、ガスコンロの火に引火する事故も発生しています。
安全のためにも屋内ではなく、周辺に火の気がないことを確認して必ず屋外で放出しましょう。
スプレーを空中に放出することで環境や近所の方が気になるあなたには、以下の方法がありますよ。
新聞紙やトイレットペーパーなどの紙類に吸い込ませる
中身あるスプレー缶は、新聞紙やトイレットペーパーなどの紙類に放出し吸わせて処分するという方法もあります。
紙類に吸わせることで引火などの危険性を回避しつつ、安全に中身をカラにできますよ。
下の画像のように、周囲に内容物が飛び散らないよう、ビニール袋に入れたトイレットペーパーなどの紙類にスプレーを放出して吸わせてください。
すべてガスを放出し終わったら、安全のため、紙類が乾くまで待ちます。
そして、紙類が乾いたらしっかりと封をして捨てるだけですよ。
もちろんスプレー缶の中身を放出する際は、風通しの良い場所でガス抜きをしましょうね。
道具を使いスプレー缶に穴をあけてガス抜きする方法
スプレー缶の中身を処分する際、道具を使って直接穴を開けるという方法もあります。
自治体によっては、穴をあけてはいけないと決まりがあります。
あなたの地域のゴミ出しのルールを確認してから穴をあけましょう。
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こちらの商品は、カセットコンロ用の大きなものから、ヘアスプレーなど小さなものまで1つで穴をあけられます。
多少の力で穴が開くので、女性でも簡単に使いこなせますよ。
<スプレー缶用の穴あけ器>
スプレー缶用の穴あけ器も簡単に穴をあけられますよ。
我が家も下画像のような穴あけ器を愛用しています。
スプレー缶の中に残ったガスを簡単で効率的に放出できますよ。
穴をあけると、ガスは穴から一気に放出されるので、周辺に火の気がないことを確認し安全な環境を整えてガス抜きしましょう。
フタなどについてるガス抜きキャップを使用する
フタなどに付属しているガス抜きキャップを使う方法もありますよ。
ガス抜きキャップを利用すれば、安全かつ確実にガスを抜けます。
ガス抜きキャップを使う手順は、以下を参考にしてくださいね。
- スプレー缶からキャップを外し、放出ボタンを取る
- 立たせた状態で、キャップの天面のくぼみに缶を押し込む
- 残りのガスが排出される
スプレー缶によって、ガス抜き方法が書かれているものもあります。
安全にガス抜きができる方法が書かれているので、スプレー缶の側面を確認してみてください。
スプレー缶の中身ある場合はメーカーや不用品回収へ
中身がありすぎてスプレー缶をカラにするのが大変そう…。
あまり使用していないスプレー缶を処分したくても、自宅でガス抜きをするには環境への不安や労力も必要そうですよね。
使い切れなかった中身あるスプレー缶を、ガス抜きせずに処分できる方法がありますよ!
ガス抜きせずに中身あるスプレー缶を処分する方法は、メーカーへ問い合わせしたり、不用品回収業者に頼むといった2つあります。
処分したいスプレー缶のメーカーへ問い合わせる
カセットコンロのボンベや冷却剤などのスプレー缶を使った製品(エアゾール製品)は、メーカーに問い合わせをすると、回収してもらえますよ。
中身あるスプレー缶も自身でガス抜きをして、ゴミへ出すのが基本です。
しかし、中身を出し切れない場合もありますよね。その際は、メーカーに問い合わせをしてみてください。
メーカーによっては、中身あるまま回収してくれます。
回収してもらえないメーカーもありますので注意してくださいね。
メーカーに問い合わせをすると、製品によって処理方法が異なるため、正しい処分方法を教えてもらえます。
不用品回収業者に頼もう!メリット3つ紹介
不用品回収業者もスプレー缶を引き取ってもらえますよ。
業者によっては、そもそもスプレー缶を回収していないところもあるので注意が必要です。問い合わせてみてくださいね。
もちろんスプレー缶を処分するのに不用品回収業者に頼むには、費用もかかります。
費用がかかるなどのデメリット以上に、処分に困ったスプレー缶を回収してもらえる不用品回収業者にはメリットがあります。
そこで、スプレー缶を回収してくれる不用品回収業者のメリットを3つ紹介します。
スプレー缶の中身はそのままでOK
不用品回収業者にスプレー缶の回収を頼む場合は、中身が入ったままでOKです。
不要品回収業者の方はプロなので、スプレー缶の中身が入ったまま回収を頼んでも適切に処分してくれますよ。
自身で穴を開けてガス抜きをしなくて良い
スプレー缶を不用品回収業者に頼む場合は、自身で穴を開ける必要はありません。
中身あるまますべてお任せできるのは、危険がなくありがたいですね。
他の不用品も一緒に処分ができる
不用品回収業者に頼むと、スプレー缶だけでなく他の不用品も一緒に処分できますよ。
引っ越しや大掃除の際に断捨離をしたタイミングと合わせて、一緒に処分すると手間も増えませんね。
スプレー缶に中身ある際はガス抜きの注意点が3つある
「火の気のない場所を選ぶ」は上記にもありましたが、ガスを抜く際の注意点はありますか?
業者に頼まず、自身がガス抜きをする際の注意点があれば知りたいですよね。
中身あるスプレー缶のガス抜きをする際の注意点は3つありますよ。
- ガス抜きをする場所は、火の気のない屋外を選ぶ
- 静電気を起こしにくい素材の服を着る
- 古いスプレー缶はガス抜きをしない
ガス抜きをする場所は、火の気のない屋外を選ぶ
中身あるスプレー缶のガス抜きする場所は、必ず火の気のないベランダや庭などの屋外を選びましょう。
カセットコンロのガス缶などのエアゾール製品は、空気より重いのです。
そのためエアゾール製品は、屋内で換気扇を回していてもガスが下にたまって引火事故を起こす可能性があります。
また、風向きによっては近所の方が不愉快に思う可能性もあり迷惑になるので、風の強い日は避けましょう。
静電気を起こしにくい素材の服を着る
中身あるスプレー缶のガス抜き作業は、静電気の起こりにくい素材の汚れても良い服を着ましょう。
静電気には、プラスとマイナスがあります。プラスとマイナスが離れるほど静電気が発生しやすくなるのです。
下の画像のような服の素材をみながら、プラスとマイナスが離れすぎないような服装でスプレー缶のガス抜きをしましょう。
また、汚れや事故を防止するために手袋、ゴーグル、マスクを着用することが望ましいです。
古いスプレー缶はガス抜きをしない
古いスプレー缶を処分したいときは、ガス抜きをしないことが推奨されています。
何年も放置されていた古いスプレー缶は、サビびたり膨張したりしていることがあります。
劣化により缶の構造が不安定になっていて、無理にガスを抜こうとすると缶が破裂してけがする可能性があるのです。
古いスプレー缶を処分するときは、ガス抜きをせずに不要品回収業者など専門の処分業者を呼ぶのがもっとも安全ですよ。
まとめ
- 中身あるスプレー缶の捨て方は、ガスを抜きカラにしてから捨てる
- 中身あるスプレー缶のガス抜きは、空中に放出するか、新聞紙やトイレットペーパーなどの紙類に吸わせるという捨て方がある
- スプレー缶の中身の捨て方は、道具を使って直接穴を開けるという方法もある
- ガス抜きせずに中身あるスプレー缶を処分する方法は、メーカーへ問い合わせしたり、不用品回収業者に頼むといった2つがある
- 不要品回収業者へ頼むメリットは、スプレー缶の中身がそのままで良いなど3つある
- 中身あるスプレー缶のガス抜きをする際に注意すべきことは、場所や服装など3つ
今まで中身あるスプレー缶を処分できずに悩んでいたあなたは、自身でガス抜きをしたり不要品回収業者へ頼んだりして解決できますね。
自身でガス抜きをする道具が自宅になければ、こちらの商品がおすすめですよ。
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多少の力で穴が開くので、女性でも簡単に使いこなせますよ。