防災グッズを準備するにあたって、あなたの分だけでなく赤ちゃんにも必要なものはあります。
赤ちゃん用の防災グッズで必要なものは、おむつや授乳用品、食事関係のものなど11の必需品がありますよ。
離乳食が始まったら、どんなものを準備しておけば安心かしら?
月齢によって食事内容は変わってきますよね。月齢別に用意しておくと安心なものも紹介しています♪
家族の分を用意するのは大変なことですが、命を守るためにできることを精一杯していきましょう。
そして赤ちゃんを守るために、今から一緒に準備していきましょうね!
水は、ミルクを作る際に必要ですよね。ミルクを作る以外でも、赤ちゃんから大人まで安心して飲める水が理想です。
コンビニなどで売っているミネラルウォーターは、腎臓が未熟な赤ちゃんは飲めないのです。
防災グッズの必要なものに必ず入っている水は、赤ちゃんも安心して使える水を選びましょう♪
防災グッズの必要なものは赤ちゃんだって11個もある!
幼い赤ちゃんがいるあなたは、自分の防災グッズだけでは足りません。
実際に防災グッズを準備するのに、赤ちゃんに必要なものは何がありますか?
食事類やおむつなど、欠かせない防災グッズがありますよ。
赤ちゃんを守るための防災グッズを準備する必要がありますね。
赤ちゃんに必要な防災グッズは11の必需品があります。
下記で確認しながら、準備を進めていきましょう!
おむつ
おむつは赤ちゃんにとって必要不可欠です。
援助物資で優先されるのは、水や食料であり、おむつや生理用品などの衛生用品が届くまで時間がかかります。そのため、最大で1週間分はあると安心でしょう。
おむつを1日10枚使うとすると、7日分は70枚必要になりますね。
私は普段、1パック程しか家になくて「少なくなってきたら買わなきゃな。」と思うくらいでした。
2パック分は常にあるようにしておこうと改めて思いました。
おしりふき
おしりふきは、おむつを替える時に必要です。また、食事で汚れた時も使えるので重宝しますよ。
私は、おしりふきをさまざまな場面で使っているので、箱買いで購入していますが、減ってくるとそわそわしてしまいます。
そのため、早めに注文しておくようにしたいと思います。
ビニール袋
使用済みのおむつの臭いをやわらげたり、ごみなどを散らかさないようにビニール袋があるとまとめられるので用意しておきましょう。
ミルク
私もそうでしたが、普段は大きな缶に入った粉ミルクを使っている家庭が多いと思います。
持ち出ししやすいように、スティックタイプのミルクを用意しておきましょう。
液体ミルクを用意しておくのも良いですね♪
すでに飲めるミルクの状態で作られているので、哺乳瓶やマグにうつして飲めます。お湯や湯冷ましが用意できない時にとても便利です。
専用アタッチメントがあるものを選ぶと、哺乳瓶も必要なく飲ませられますよ。
食料は3日分用意するのが望ましいため、赤ちゃんのミルクも同様に最低3日分はストックしておきましょう。
ベビーフード
そのまま食べられる瓶詰のものやレトルトタイプがおすすめです。
離乳食については、次項でも詳しく説明していますよ。
水
赤ちゃんにもミルクを作るときなどに使える水を用意しておきましょう。
市販のミネラルウォーターは、未発達な腎臓に負担をかけてしまう恐れがあり、赤ちゃんには使えません。
市販のミネラルウォーターは、硬水と軟水があります。市販のミネラルウォーターしか用意できない場合は、ミネラル含量が少ない軟水を選びましょう。
大人でも防災グッズの必要なものに必ず入っている水は、赤ちゃんも安心して使える水を選ぶと良いでしょう♪
赤ちゃんが飲める水は、もちろん大人も安心して飲める水です。
哺乳瓶・マグ
ミルクや水分を飲む際に哺乳瓶やマグは必要です!
哺乳瓶やマグは、瓶やプラスチックのものがありますよね。
プラスチックの哺乳瓶を用意しておけば、割れる心配がありません。
私もお出かけ用にプラスチックの哺乳瓶は準備していましたよ。
スプーン・フォーク・紙皿・紙コップ
赤ちゃんの使いやすいサイズのスプーンやフォークがあると安心です。
哺乳瓶が消毒できない場合には、紙コップを使ってミルクを飲ませる方法もあります。
使い捨てカイロ
寒い時期に体を温める使い捨てのカイロ。カイロは、体を温める以外にも使い道がありますよ。
カイロは、体を温める以外に液体ミルクやレトルトのベビーフードを温められるのです。
液体ミルクを温める場合は、哺乳瓶へうつす前の缶のままで温めてくださいね。
バスタオル
バスタオルは、かけ布団やおくるみの代わりになります。
また、おむつを替える際に赤ちゃんを地べたに寝させないようにマット代わりにもなりますよ。
使い勝手がいいバスタオルは準備しておきましょう。
母子手帳・保険証のコピー
けがや病気をしたときに必要になります。忘れずに準備しておきましょう!
防災グッズで必要なものを準備!月齢別で離乳食を紹介
防災グッズに必要なものの中で、食料は欠かせませんよね。
赤ちゃんの食料も大人と同様に、最低3日分は準備しておきましょう。
また、成長の過程で離乳食の内容も大きく変わってきます。そこで、月齢別にあると安心なレトルトや瓶詰の離乳食を紹介します♪
避難所での生活や不安を抱えた生活は、ストレスを感じやすいので、普段から食べ慣れている好きなおやつもあると赤ちゃんも安心できますよ。
では、月齢別に分けて必要な離乳食を紹介していきます♪
新生児から4ヶ月までの授乳期の赤ちゃん
まだ離乳食が始まっていない4ヶ月までの赤ちゃんの防災グッズは、ミルクが必須です。
赤ちゃんのミルクには以下の3種類があります。
- 液体ミルク
- 粉ミルク
- キューブ型ミルク
私の息子に利用していたのは、粉ミルクでした。しかし、大きな缶に入った粉ミルクは、災害時には持ち運びづらいです。
私は、持ち出し用にはスティックタイプを別に用意していました。
スティックタイプも缶に入った粉ミルクと同様に、お湯でミルクを溶かして湯冷ましで人肌の温度にします。
避難所や水を加熱できない状況の場合、粉ミルクやスティックタイプでは赤ちゃんに飲ませられません。
そこでおすすめが、液体ミルクです。液体ミルクの場合は、缶で販売されていて、すでに飲める状態のミルクで哺乳瓶へうつして飲ませるだけなのです。
専用のアタッチメントを使用すれば、ピジョンの「母乳実感」の乳首が装着可能♪そのため、哺乳瓶を洗わなくてすみますよ。
5ヶ月や6ヶ月の離乳食をスタートした赤ちゃん
5ヶ月、6ヶ月の赤ちゃんは、離乳食を開始するころですね。しかし、5ヶ月、6ヶ月の赤ちゃんの栄養の中心は母乳やミルクです。
被災地やいつもと違う環境で無理に離乳食を始めなくても良いです!
用意する場合は、以下のような離乳食があると安心です。
- 野菜が裏ごしされたフリーズドライのもの
- お湯で溶かすだけのおかゆ
- 粉末タイプの野菜スープ
- 瓶に入った、そのままあげられるもの
上記でもお伝えしましたが、あくまで栄養源は母乳やミルクです。
赤ちゃんの体調や機嫌だけでなく、ママの体力や気持ちを第一に進めてくださいね。
7ヶ月と8ヶ月の離乳食中期の赤ちゃん
7ヶ月、8ヶ月の赤ちゃんは、離乳食に慣れてきてもぐもぐができるころですね。
ママは離乳食の硬さの調節や、授乳と離乳力の二刀流の一番忙しい時期でもあります。
避難所生活やいつもと違う雰囲気の中での離乳食は、さらに大変になりますので、ベビーフードを用意しておきましょう!
7ヶ月を過ぎると、食べられる種類が増えてベビーフードの幅も広がっていきますよ。
5ヶ月、6ヶ月ころに使っていた粉末のものや、そのまま食べられる瓶に入っているものも使えます。
7ヶ月からの必要なものは、パウチに入っているものや、ご飯とおかずが1つの箱に入っているベビーフードセットの離乳食です。
9ヶ月から11ヶ月の離乳食後期の赤ちゃん
赤ちゃんが9ヶ月、10か月のころになってくると、食事への関心も増して手づかみで食べるようになってきます。
自分で食べたい年頃の赤ちゃんですが、避難所などのいつもと違う環境では食べ物をこぼして汚れた服を洗濯するのも難しい場合がありますよね。
防災グッズとして手づかみで食べやすいパンやおせんべいなど、食べこぼしても服が汚れないようなものを準備しておくことがおすすめです。
また食事をする際には、タオルなど身近にあるもので簡易的にスタイとして使ってもよさそうですね。
12ヶ月から1歳6ヶ月の離乳食完了期の赤ちゃん
1歳にもなると、栄養源が授乳ではなく食事から摂取するようになるころですね。
栄養バランスを考えたり、自分で食べたい欲がさらに増したり、好き嫌いがはっきりしてくるなどと食事を準備するママも大変になりますよね。
避難所や変化した環境の中では、ベビーフードを頼って心に余裕を持てるように準備していきましょう。
また早い赤ちゃんは、イヤイヤ期も始まってきます。避難所など環境が変わると、赤ちゃんも落ち着かなくなる可能性があります。
普段食べている好きなおやつや飲むゼリーなども必要なものとして準備しておくと、赤ちゃんもママも安心ですよ。
1歳7ヶ月からはほぼ大人と変わらない非常食を準備可能
1歳半を過ぎると離乳食を卒業して、幼児食へと変わってきますね。
赤ちゃんには薄味が理想ですが、大人と変わらない食事ができるようになってきます。そのため、大人と同じ非常食を食べられるようになります。
準備がしやすい、アルファ米や缶に入ったパンなどの非常食を用意できますね。
赤ちゃんは食べ慣れない、真新しいものを渡しても食べないことがあります。
赤ちゃんには普段食べ慣れている、レトルトのカレーやシチュー、ハンバーグなどの好きなものを用意しておくと安心ですよ。
また、特別非常食を用意して食べずに賞味期限を迎えるより、ローリングストックをおすすめします。
ローリングストックとは、普段食べている食材を多めに買い置きして、日常的に使い、消費した分を買い足していくという備蓄方法ですよ。
私も家にある非常食は、食べ慣れているレトルトカレーなどを備蓄し、消費したら買い足すを繰り返していますよ。
ローリングストックに向いている食材について詳しく書かれている記事がこちらです。
食べ慣れない非常食を用意して、賞味期限が切れてしまわないようにローリングストックのコツやおすすめできること3つも紹介していますよ。
防災グッズで必要なものリストを3パターンで紹介!
私たち大人の防災グッズで必要なものも再確認しておきたいですよね。
防災グッズを準備するために、持ち出し用、自宅保管用、常にバッグに入れておきたいものの3パターンに分けて必要なものリストを紹介します!
不足があれば、下記で確認しリストアップして必要なものを準備していきましょう♪
リュックに入れておこう!持ち出し用防災グッズリスト
災害が起きた際に瞬時に持ち出しができるように、リュックにひとまとめにしておきましょう。
災害時は命を守る救助が優先されるため、物資の支援は遅くなる可能性があります。非常食は3日分を目安に準備していきましょう。
身を守るために必要なものもありますが、無理なく背負える量を入れましょう。
自宅保管用は7日分の生活ができるように備えよう!
自宅が無事でも、水道や電気、ガスなどのライフラインが止まってしまうと、復旧するまでに7日程度かかってしまいます。
自宅にも防災グッズや7日程度の食料などを準備しておきましょう。
電気やガスなどライフラインが止まってしまうと、食事だけでなく夜も暗く、スマホの充電もできなくなりますので、しっかり備えておく必要がありますね。
上記の必要な食材は大人1人分です。家族分を備える必要がありますね。
我が家は、大人2人と子ども2人なので、2人分と子ども分にも備える必要があるなと思いましたよ。
どの季節に災害が起きるかわかりませんので、上記のような停電対策グッズを備えておくと安心ですよ。
近くのお出かけでも常にバッグに入れておきたいもの
災害はいつどこで起こるかわかりません。そのため、近くのスーパーへ買い物に出かけるくらいの距離でも安心はできませんよ。
持ち出し用の防災グッズほどではなくても、常にバッグに入っていると安心なものを6つ紹介します。
いつでも簡単に食べられるものと、飲み物は欠かせないのだなとわかりますね。
私は、この機会にもう一度防災グッズの内容を見直そうと思います。
まとめ
- 赤ちゃんの防災グッズには、11の必要なものがある
- おむつは7日分あると安心で、おしりふきやビニール袋はさまざまな用途に使える
- 赤ちゃんから大人まで欠かせない水は、誰でも飲めるものを備えるのがベスト
- 使い慣れた食事アイテムや好きなお菓子もあると環境が変わっても安心材料になる
- 使い捨てカイロやバスタオル、母子手帳や保険証のコピーは忘れずに準備しておく
- ミルクやベビーフードは月齢ごとに必要なものが変わってくる
- 防災グッズの必要なものは持ち出し用、自宅保管用、常に持ち歩いておくものの3パターンで準備しておく
私たち大人の防災グッズや非常食の準備も大切ですが、我が子を守るためにも備えておくことが大切ですね。
私ももう一度防災グッズや備蓄を見直して、不足しているものがあれば追加しようと思いました。
今からでも命を守るために、防災グッズの必要なものを備えていきましょう!
水は、ミルクを作る際に必要ですよね。ミルクを作る以外でも、赤ちゃんから大人まで安心して飲める水が理想です。
コンビニなどで売っているミネラルウォーターは、腎臓が未熟な赤ちゃんは飲めないのです。
防災グッズの必要なものに必ず入っている水は、赤ちゃんも安心して使える水を選びましょう♪