災害などがあった時のために、ローリングストックを始めましょう!
ローリングストックにおすすめな食材は、乾麺やレトルト食品、缶詰などであなたが普段から食べ慣れているものですよ。
ローリングストックとは、循環させながら(ローリング)、備蓄(ストック)するという意味です。
いつも使う食材を多めに購入し、賞味期限が近いものから食べ、消費した分を買い足しするという備蓄方法です。
非常食として特別に買わなくていいの?
非常食は、避難所へ持ち出すために必要な持ち出し袋内で必須です!しかし、ローリングストックは、在宅避難用に備えておく食材です。
ローリングストックは、普段購入している食材をストックするので、保管場所の確保や実際に美味しいのかわからないなどの不安を解消できおすすめです。
食材の中でも、飲料水は必要不可欠ですよね。飲料水の1人分は、1日3リットル必要です。
飲料水を買い出しに行って、自宅へ運び入れるのも一苦労ですよね。
注文して届けてもらえれば、簡単に飲料水の備蓄ができるのでおすすめですよ♪
ローリングストックのおすすめ食材は食べ慣れている物
普段食べ慣れているものといっても、実際はどのような食材がローリングストックに向いているのかしら?
普段から食べ慣れている食材の中で、ローリングストックに向いているものは、乾麺やレトルト食品、缶詰など比較的賞味期限が長いものがおすすめですよ。
以下で、ローリングストックに向いているおすすめの食材を主食、主菜、副菜などに分けてそれぞれ紹介していきますね♪
主食になるおすすめ食材はパックごはんや乾麺など
主食にはパックごはんやカップ麺、乾麺などの食材がおすすめです。
カップ麺や乾麺は多くの種類がありますし、賞味期限が長い食材が多いのでローリングストックに適していますよ。
体を動かすための大切なエネルギー源ですので、しっかり備えましょう。
災害時にはガスが止まってしまった!など、普段のように料理ができない事があります。
カップ麺は、火が使えない場合でも水を入れて1時間ほど待つと食べられますよ。
麺類はお子さんも私たちも好きですよね。私の子ども達も麺類が好きで、特にそうめんが好きですよ。
また、お米自体は多めに常備していますが、パックごはんはなかったので、買い足そうと思いました。
おかずはそのまま食べられる缶詰やレトルト食品など
そのまま食べられる食材は、ライフラインが止まってしまっても食べられますよね。
栄養を考えながら備えておくと、災害時でも偏った食事をしなくて済みます。
缶詰は、賞味期限が長く長期の保存が可能です。
缶詰の種類は、肉や魚、豆などがあり不足しがちなたんぱく質が食べられます。
また、サバのみそ煮やミートソース缶などは、味付け調理済みで食べやすい缶詰ですよね。
レトルト食品は丼ものやカレー、パスタソースなどがあり、主食が進む食材がたくさんありますよ。
またレトルト食品は、温めずにそのまま食べられる商品もありますので、備えておいて損はありません!
私もレトルト商品は普段から使っていますので、必ず常備していますよ。
インスタントのみそ汁、粉末やフリーズドライなどのスープ、春雨などは、不足しがちなビタミンやミネラル、食物繊維を補ってくれます。
我が家では、旦那が汁物を欲したときに、自身でインスタントの味噌汁を飲むので常備していますよ。
のりやひじき、切り干し大根、わかめなどの食材は、野菜や海藻、魚介類や肉類を長期間にわたって保存できるように乾燥させたものです。
常温保存もでき、備蓄食材に適しています。
乾物は水につけて戻せば食べられて、包丁や火も使わずに調理できるので使い勝手も良いですよ。
我が家はツナやコーンはマヨネーズと和えると、子ども達もパクパク食べてくれるので、常備しています♪
おやつは災害時の心の癒やし!チョコやスナックなどを
ローリングストックにおすすめなおやつは、チョコレートやビスケット、スナック菓子、ようかんなどもあげられます。
緊張感のある中で、食事が進まないこともあるでしょう。
甘いものを食べる時間は、不安のある中での癒やしやストレス解消にもつながります。
少しでも食べられそうないつものおやつを常備しておくと安心です!
子ども達もあめやポテトチップスは大好きなので、欠かさずストックしています。
飲み物は欠かさずに常備しよう!水からゼリー飲料まで
子ども達はぶどう味の飲むゼリーが好きなので、必ず常備しています。
水以外にも味のある飲み物を飲むと暗い気持ちも和らぎますよ。
水を買い足すにも重くて大変ですよね。注文して届けてもえば楽できるのでおすすめです。
ローリングストックのおすすめな失敗しないコツ3つ!
ローリングストックを失敗しないコツなどありますか?
普段から食べ慣れている食材でローリングストックを始めても、いくつか食べずに賞味期限が過ぎてしまったなど失敗しないようにコツを掴んでいきましょう!
こちらでは、ローリングストックを始める際のコツを3つお伝えします。
- 賞味期限を管理するコツは食材を目につく所にしまう!
- 食材を補充するコツは通常の買い物と一緒に買い足す♪
- 家族分のストックする量と食材を選ぶ4つのコツ
それぞれ詳しくコツをつかんでいきましょう♪
賞味期限を管理するコツは食材を目につく所にしまう!
普段から食べている食材でも、賞味期限の管理が難しそう…。
ストックの量が多いと賞味期限の把握が大変になりますよね。
面倒だと思って賞味期限の確認を先延ばしにしてしまったり、買った食材を物置やクローゼットにしまったりすると、食べられなくなってしまうかも。
目につくところに保存し、缶詰やレトルト食品、乾麺など種類ごとに分けてまとめると管理が簡単にできおすすめですよ。
我が家は食器棚の一部にスペースを作り、種類ごとに分けています。
買ってきた食材は、自宅にある賞味期限の近いものが前に来るように奥に収納しましょう。
また、良く食べている食材で変動もほどんどないので、リスト化もしていますよ。
私も賞味期限をリストに記入し簡単にチェックできるようにしていますよ。
持ち出し用の防災グッズや非常食に関しては、しまったまま放置してしまいがちですが、賞味期限や使用期限のあるものはしっかり確認が必要ですよね!
半年から1年の間に点検の日を決めてチェックするようにしましょう。
食材を補充するコツは通常の買い物と一緒に買い足す♪
1つ2つ食材を使ったとしても、買い置きがあるので「すぐに買い物に行かなきゃ!」と焦らなくて良いのです!
普段買う食材の中で消費し買い足すのがローリングストックなので、通常の買い物と変わりませんよね。
食べた分の食材をその都度買い足していきましょう。
買い置きがあるため、安い日などにタイミングを合わせて買いにも行けますね♪
家族分のストックする量と食材を選ぶ4つのコツ
どのくらいの量をストックしておくのがおすすめですか?
非常食を備蓄するにあたり、必要な量は1人当たり最低でも3日分の食料が必要になりますよ。
少なくても3日分必要になる理由は、救助を優先させるためです。72時間は命を守るために動きます。
また、道路などの状況によって物資が届かなかったり、ライフラインが止まってしまっていたりする可能性もあります。
そのため、最低3日分必要ですが、物資が届かないなどの状況になった時のために7日分の食料がある望ましいです。
7日分の食料を家族全員分備蓄するのは、保管場所など難しいですよね。
最低でも家族の人数の3食3日分を用意しておきましょう。私の家族は4人家族なので、3食×3日分×4人家族となり、36食分必要になります。
また、ローリングストックをする食材は、各家庭、家族それぞれで異なります。
何を備蓄すればいいのかとほかの家族に聞いてまねをしても、あなたの家族が食べられる食材ではありませんよ。
あなたやあなたの家族が好きな食材や料理を考えてストックしていきましょう。
ほかにも食材を選ぶ際のおすすめポイントが4つありますので、下記で紹介しますね。
あなたや家族の口に合う好きな味を選ぶ
非常時は不安やストレスがかかります。あなたが好きな食材は、心の栄養になりますよ。また、普段と同じ食材を食べている安心感も出てきます。
食欲が出なくても、好きな食材なら口にできるかもしれません。食べ慣れている好きな食材をストックしておきましょう。
体調によって選べるようにさまざまな種類をストックする
今と非常時は、食べたいと思う食材や料理が違ってきます。
不安やストレスがかかる環境の中では、のどに通りやすい優しいものがあると安心です。
たくさん種類がある缶詰やレトルト食品を用意しておき、その中から非常時に食べたいものを選べるようにしておきましょう。
不足しがちな栄養分も意識する
非常時に備える食材は、おなかを満たすためにごはんや麺類など炭水化物を備蓄しがちです。
炭水化物は体のエネルギー源となり重要な食材ですが、栄養バランスを考えると偏っています。
体調を崩してしまっても、非常時は十分な医療を受けられない可能性があります。
体調を崩さないためにも、不足しがちなたんぱく質やビタミン・ミネラル・食物繊維も摂取できる食材を用意しておきましょう。
たんぱく質は肉や魚、大豆などの缶詰、ビタミン・ミネラル・食物繊維はドライフルーツやナッツなどがあると安心ですよ。
常温で日持ちする食材を選ぶ
常温で日持ちする食材は、ライフラインが止まってしまっても食べられます。
賞味期限が半年や1年以上ある缶詰やインスタント類、乾物などの食材が望ましいですよ。
赤ちゃんの離乳食や幼児食は、どのような食材をどのくらい備蓄すればよいのでしょうか?
こちらの記事では、赤ちゃんに必要な防災グッズや月齢別に離乳食や幼児食について紹介していますよ。
また、自宅で過ごすための防災グッズのほかに、持ち出し用など必要なリストも紹介しています。
ローリングストックをおすすめする理由は3つ!
ローリングストックに向いている食材やコツはわかりました!では、ローリングストックをおすすめする理由は何かありますか?
こちらでは、具体的にローリングストックが良いとされる理由を紹介します。
ローリングストックをおすすめする理由は、3つありますよ。
- 普段の買い物で少し多めに買うだけでできる
- 食べ慣れている食材を非常食にできる
- いざ災害が起きたときに慌てないで済む
ローリングストックをすると良い理由を知れば、あなたも実践したくなるはず!ぜひ取り入れてくださいね♪
普段の買い物で少し多めに買うだけでできる
ローリングストックの食材は、普段から食べ慣れているものなので、普段の買い物と変わりません。
「パスタソースを1つで良いけれど、今日は4つ買っておこう。」など気軽に始められます。
ローリングストックを始めてしまえば、1つ食材を使えば買い足すという繰り返しなので、挑戦しやすくおすすめですよ。
食べ慣れている食材を非常食にできる
非常時のために用意しておいた防災食ですが、保存には適していても普段食べている味付けとは異なり、のどを通らないこともあります。
また、不安やストレスも重なり、食欲自体ない状態です。
ローリングストックで普段から食べている食材を備蓄していれば、のどを通るものが何かしらあるはずです!
栄養バランスも考えながら備蓄しておくと、体調を崩さずに非常時も乗り越えられるでしょう。
いざ災害が起きたときに慌てないで済む
非常時には、数日分の食料品や日用品を買っておこうとスーパーなど買い物へ行けても、すでに買い占めされていて商品がなかった!となってしまいます。
ローリングストックをしておかないと、非常時に食べられるものがなくなってしまいますよ。
私の近所のスーパーでも、東日本大震災の時に買い占めが起きて商品が手に入りませんでした。
食料品だけでなく日用品も余裕をもって備えておく必要がありますね。
まとめ
- ローリングストックにおすすめな食材は、乾麺やレトルト食品、缶詰などであなたが普段から食べ慣れているもの
- 普段から食べ慣れている食材の中で、ローリングストックに向いているものは、比較的賞味期限が長いもの
- ローリングストックにおすすめなおかずは、そのまま食べられる缶詰やレトルト食品で、ライフラインが止まってしまっても食べられる
- おやつや甘いものを食べる時間は、不安のある中での癒やしやストレス解消にもつながるため、ストックしておく
- 飲み物は水以外にも味のある飲み物を飲むと暗い気持ちも和らぐ
- ローリングストックを始める際のコツは、食材を目につく所にしまうなど3つある
- ローリングストックをおすすめする理由は、普段の買い物で少し多めに買うだけでできるなど3つある
防災食をわざわざ備えず、ローリングストックを活用して普段から食べ慣れている食材を非常時に食べられれば、心身ともに安心ですね。
私も再度ローリングストックする食材を考え備えていこうと思います。
食材の中でも、飲料水は必要不可欠ですよね。飲料水の1人分は、1日3リットル必要です。
飲料水を買い出しに行って、自宅へ運び入れるのも一苦労ですよね。
注文して届けてもらえれば、簡単に飲料水の備蓄ができるのでおすすめですよ♪